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今年最初の木枯らしが吹いた翌日
叔母が北の空へ旅立った。
今年だけで3人...先にいった妹は
話し相手が増えて喜んでいるかもしれない。

海の向こうでは
何かと話題の多かった選挙が終わった。
彼が大統領になる来年
時代はまた変わっていくのだろう...

運命と自らの選択を折り重ねてきた結果が
今、当たり前のように目の前に広がる光景である。
そのことにはっと気づかされ、
しばらくしてまた日常に戻っていく...

間もなくつくばにも冬がやってくる。
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大地が溜め込んだたっぷりの雨は
あくる日真っ白なベールとなって、早朝の街を包み込んだ。

慌ただしかった日々が
少しづつ落ち着きを取り戻していく。
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身の回りのものをまとめた袋を運び出すと
叔母が5年過ごした小さな部屋には
ベッドと吸引の機械だけが残った。

帰り路両親と妹の墓参りを済ませ
車に戻ろうと歩き出すと、向こうから
中学生くらいの男の子が一人近づいてきた。

「ライター貸してもらえませんか?」
「マッチならあるよ。どなたのお参りに来たの?」
「おじいちゃんとひいおばあちゃんです。」

北風に吹かれていた身に
ほのかに温かい炎が灯った。。。