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引越しからあっという間に2週間が過ぎようとしている。。。
それぞれの部屋のディテールが決まってからも
手を加えては直して・・・、を何度繰り返したことか(苦笑)

次々と浮かんでくるイメージやアイデアを即座に試してみて
見事にはまったときの、えも言われぬ満足感!
そして、今ひとつだったときの落胆さえも
全然苦痛ではなくてむしろ楽しいくらいなのである

そして昨日、要であるフレームの設置が終わり、
私たち流の住まいづくりも一段落といったところ


引越し当初の慌ただしさから解放された今
新たな住処となった今度のマンションが
居心地の良さと住みやすさを兼ね備えていることを改めて実感している
新築で購入した以前のマンションと比べても、今の方が断然住みやすい
経年による見た目の古ささえも「味」と感じてるほど(笑)

部屋ごとに壁紙を変えたり、建具一つ一つの選択に見られるこだわり
そしてキッチンや各部屋の導線やスィッチ類の位置までもが
住み手が使いやすいように、とてもよく考えられているのである

最近の大規模マンションにはない、
全8戸のこじんまりとした建物だからこそ実現できた
きめ細やかさなのかもしれない


古さと住みやすさは決して矛盾しないと言えるようだ。。。






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東向きのリビングの窓に目をやると
遠くに朝もやに包まれた小さな森が見える
窓辺に置いた椅子に腰掛けてゆっくりと珈琲を飲みながら、
その森をしばらく眺めるのが毎朝の日課になった

毎日の通勤で通る並木道
冬間近の晩秋の今、街路樹の葉が風に吹かれて空を舞っている
地面に幾重にも重なった落ち葉を踏む乾いた音が
ペダルを漕ぐ度に耳に届く。。。


引越し以来初めての連休をとった先週末
マウンテンバイクで北に南につくばを駆け抜けた

たわわに実った鮮やかな黄色の実を揺らすゆずの木
まるで北欧をを思わせる小さな小屋
深い森の奥にあるレストランの古い扉


ヨーロッパを模した街並みは整然としてキレイだったけれど
埋め立て地だからだろう、その人工的な印象が
どこかしっくりとこなかった幕張と比べ
間近にある自然と寄り添って暮らせるつくばは
どうやら自分の性に合っているようである。。。





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骨董屋と言えば・・・
入りにくさはフレンチの高級レストランと双璧!
(これは自分だけかもしれないけれど)
相当な覚悟を持って恐る恐るドアを開くと
渋面の小難しそうな店主が、コイツは客か?と
見定めるような鋭い視線で、こちらの頭のてっぺんからつま先まで眺め下ろす
誰もがおよそこんなイメージを持つのではないだろうか(苦笑)

「ひとりよがりのものさし」
目白にある小さな古道具屋の主人が書いたこの本は
ユーモアを交えた軽妙な語り口で
そんな骨董というイメージを軽く吹き飛ばしてくれる!


著者の坂田さんを初めて知ったのは
「芸術新潮」のパリと骨董という特集だった

年に2回訪れるパリ、クリニャンクールのほぼ全ての店を回っても
目にする数万点にも及ぶモノから買おうと思えるのは、せいぜい20点ほどらしい・・・。
そんな坂田さんがモノを選び抜く「ものさし」は
一体どんなものなのかとても気になった


骨董屋の棚に鎮座している目玉の飛び出るような値札のついた
室町時代、◯◯作の茶碗・・・いわゆる名品といわれるモノでも
自分が美しいと思えなければ、それでオシマイ(笑)
たとえ庶民が使っていた名もない雑器であっても
自分が美しいと思えればそれがイチバン!

堅苦しい知識を頭に詰め込んで
ガチガチに理論武装したところで、本当の美しさは見えてこない
頭を柔らかくして、それこそ「ひとりよがりのものさし」でモノを見ればいい!
坂田さんの言いたいのは大体こういうことだろうと思う


凛とした雰囲気の清楚な美女を街でみかけたとき
そして、良い本に巡り会えたとき
共通するのは、どちらも何だかとっても得した気分になれることだ。。。

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