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2001年頃だったと思う
建築、グラフィック、インテリア、アートそして...写真 今につながる興味の源泉となっていたのが 当時よく読んでいた雑誌「カーサ・ブルータス」だった 購入したばかりのデジタルカメラを片手に 安藤忠雄、SANAAといった有名建築家の建物を訪ね歩いては 誌面を引き立てていた端正な建築写真を真似て 夢中で写真を撮っていたのが懐かしい そのようにして始まった写真との関わりは 20年近く経った今、周囲の人たちとの新たな関係を生み出し ほんのわずかづつではあるけれど、 誰かのための写真として還元できるようになった 立春に入ったある平日 端正な顔立ちとやわらかな物腰が印象的な 32歳の青年の写真を撮った |